2016年12月19日月曜日

当たり前に生まれる事 徳之島レポ①


みなさま、お久しぶりです。
旅する産科医 あゆみ です。

この12月中旬から現在勤務している鎌倉の病院の離島僻地義務として、徳之島勤務を開始しました。年末年始含めて、約三か月です。

大好きな大好きな離島。。
はじめての徳之島!

用意いただいていた宿舎は、東向き3階角部屋。横が海!
この二つの写真とも部屋からの撮影です。

こんな海の近くに生活するのは初めてで、初日から、海に、朝陽に、月に、と興奮しました。


この島でお産を担当しているのは、この病院だけなのですが、、

妊婦さんが若い。

おおよそ20歳付近から生み始めて、30歳付近で4-5人目なんてよくある話と。
20歳で3人目、とか、36歳でおばあちゃん、とか!

きて5日目で、すでに3件ほどお産に立ち会ったのですが、

これぞ、”つるつるポン!”という小気味良いお産が続きました。


会陰も今まで触れたことのない柔らかさ。

分娩台だけど、特に場所なんて関係ない、みたいに違和感なく分娩台の上!場所に左右されることのない空気。

痛みはあるけれど、その表情には緊張がなく、おおらか。

結果、とっても自然なお産なんだけど、それは別に狙っていない自然さ、という、なんだか、徳之島の自然のように飾らない美しい自然さ。


この数日での印象は、、(まだまだ、まとまらないけど)

この島の女性達にとって、妊娠分娩は、とりわけスペシャルではない。
妊婦でいることや、産むこと育てる事が、生きている一部である、という感じ。
確かに産むのは特別なことなのだけど、慣れているというか、産むのが当たり前、というか。
リラックスを体現しているようなのです。

都会で目指している目的としての”自然分娩”と、すでにその場所に存在している”自然なお産”の周りにある空気の違いは、もちろん目に見えないけれど、歴然とした差を生んでいるように感じています。


産み方、産む場所、お産にいいと言われる事が書かれたいろんな本やネットに溢れる情報より以前に、私達が忘れていて、思い出すべきなのは、人間の日常生活の一部としての”自然なお産”という在り様!


私が学んで、これから広めていきたい”マインドフルバーシング”でも、DoingではなくBeingを重視するのですが、特にここ、徳之島では必要ないでしょうね!すでに、”今ここ”の自然に在り続けているのですから。
来年3月に鎌倉に帰宅するときには、濃い徳之島フレーバーをお届けできるように、どっぷりつかって来ようと思います(*^_^*)

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