2018年6月4日月曜日

スペイン旅行記③Camino 初日

Camino De Santiago 1日目 6/3

Leon→ Villadangos del Paramo

23.4km 7:15-13:30 6.15hs

Stay: albergue de villadangos del paramo



前日21時就寝で、朝5時頃にうっすらと目が覚めはじめた。男女混合の二段ベッドが15台以上ある部屋の中でも、何人か起きはじめていた。


初めてのホステルは、意外に綺麗で、ほかに人がいても特に気にならず、ぐっすり眠れたのでよかった。


6:30 顔を洗い、用意していた厚手の靴下と、痛めないように両膝サポーターを付けた。










Leonの市街に入ると、

初めての 貝殻サイン。

これが、caminoの道標。



朝日が見えてきた。









巡礼者 ペリグリーノの銅像。

疲れすぎなんじゃないかな、笑



ベルネスガ川を渡り、少しずつ巡礼者が増えてくる。




何も食べずに歩き出して2hs 

お店の並ぶ通りにやってきた。

多くの巡礼者たちが休んでいる。

アジアだと思ったら韓国。日本人に4人会ったわよーって教えてくれた。


でっかいサンドイッチ!ボカデージョとカフェラテ café con leche 5€

全部いただきました!










お腹が満たされたら、俄然 チカラが湧いてきた。

ひたすら、歩く歩く。


途中、Bzが聞こえると思ったら、日本に何度もきているヨーロッパ女性のカバンからだった。

励まされるらしい。

私も和みました、ありがとう。




足が痛くなったり、

肩に荷物が食い込みはじめると、


なんで歩いてるんだろ、とか思い始める。









別に Caminoを歩かなくてもいいんだよね。

でも、私は決めたのだ。


標があるのは、楽だよね。

それでも、間違えて曲がったりした。

そしたら、羊たちを守るオオカミみたいにデカイ犬に吠えられて、もしかして、違う?あ!違う道なんだって気がつく。







オアシスみたいな本日のアルベルゲ。


今日思う事だけ 書いておこう。明日は違うことを思うかもしれないし。


私は知りたい。

この身体が、今、何が出来て、何が出来ないのか。

これから、何にたどり着いて、何にたどり着けないのか。

いま、誰に会いたくて、誰と話したいのか。

何が、私の中にあるのかどうか。


歩きながら、色んな曲が湧いてくる。

足にスイッチがあるのかもしれない。

数年ぶりに思い出す曲なのに、なんだか、巡礼にピッタリのサビだったから面白い。


新しい情報を得て行くとき、

過去に積もったものは、足から大地に還っていくような気がする。


ただ歩くだけ、って面白くない。

標通りも楽しくないな、って人もいた。

途中で、何人も Buen camino!とすれ違ったり、たまに 話したり、笑顔を交わすだけであっても、

私はワクワクする。


道を歩きながら、だれかと交流すること、それが、今日、私を一番嬉しくさせた。