Camino De Santiago day7 .6/9
Trabadelo →Linares 21.7km
8:15-15:00 6.45hs lunch30mins
Stay: albergue Linar do Rei , Linares 10€
朝5時。まだ日が昇らず、暗い室内のアルベルゲだけど、ごそごそとペリグリーノ達の準備が始まる。でも、構わず寝るよ、私は!
私は、夜9時に就寝して、だいたい起きるのは7時。足がまだ立てない、と言うのです。
この一週間、ひたすら寝てますよ。いま、基本的に、食より眠り、が大事だから。
カミーノするまで、長距離歩行がこんなにカラダを疲れさせるなんて、知らなかったなぁ。
カミーノに慣れるのに、一週間はかかるよ!と色んな人がいう。
だから、そう、まだ魔の一週目!
それが過ぎたら、Your legs are superstars!だからね、って昨日のUSladyは言ってた。
はよ、そうなってくれー。早くsuperstar に会いたい。
そんな風に祈りながら、8時出発。
雨予報だったのに、全然降らない goooood day!
Muchas gracias 、空の神様。
ただし、また、朝ごはんを買い忘れ、食べれず。
水だけを持って、進むカミーノ。
10時くらいになり、いよいよエネルギーが尽きるか、とフラフラな私の前に、可愛いpanadería パン屋さん!!でも、closedだったのよね。
ガッカリして、また道に戻ったら、自転車乗りのおじちゃん二人に声をかけられた。
“ビスケットいる?”
きゃー嬉しい、ありがとう!
“じゃ、これもあげるよ^ ^”
って、手作りのサンドイッチを半分もくれた。
めちゃくちゃお腹すいた顔してたんだろうなぁ。
カミーノを歩いてると、いつも以上に感情が隠せなくなってるみたいでして。だから、言葉はわからないけど、ボディランゲージの通じ率が半端なく上がっている。これじゃあ、スペイン語、上手くならんじゃんか、笑
お腹が満たされると、歩ける♪
川沿いの道は、空気が美味しい。
音も爽やか。
今日は、光合成もできる。
また、後ろから、サンドイッチくれた自転車乗りのおじちゃんがやってきて、今度は、果物くれた!
優しい!嬉しい!
川沿い歩きながら、ちょっと感動でウルウルしながら食べたよ。うまいーー
徐々に上り坂。
Trabadelo が標高600mなら、今日超えるのは標高1300m。
道は、どんどん山道へ。
気を抜けないのは、牛の糞だらけだから。
途中で、なんでこんな道なのかわかった、笑
写真の通り!
山道山道。
だけど、昨日より、足が動く。
左足親指の痛みも、気にならない位に軽くなってきた。
荷物も重いけど、大丈夫、運べる、って自信がついてきた。
重い、軽い、より、バランスが取れているかどうか、なのかもしれない。
お、もしかして、私のカラダ、superstarになってきたのかな?!
やっと、レオン州からガルシア州に抜けた。
緑がほんとに美しい。
標高1320mのセブレイロ峠を越えた先まで、余裕を持って歩ききった。21.7km いい感じ。
今日のCamino
密度の濃い一日。
いま、カラダ一つ信じて歩いてる。
誰にも頼れない道だけど、今日もcamino angelは私に恵みをくれた。
日本にいる時のように、仕事はしていないし、まだだれかのcimino angel にもなれていないけど、、今はこれでOK!
このcamino中、私が 私に対して抱いていた 限界、先入観が なくなってきている気がする。
終える時、私は、どうなっているんだろうか。
ここ数年のうち、一番引き締まりつつあるカラダが、まだいけます、使えます、これからもどうぞ宜しく、って言ってるような気がするし、笑
毎日毎日、カラダの声を聴いて、ひたすら進み、休み、息を吸い、香り、食べ、眠る。
途中の道のりで、色んな言葉は、湧いてくる、けれど、その内、緑がココロを占領してくると、重要な言葉だけが、ささやかに手元に残る。
別にカミーノしなくても、日本にいたって気がつけた事があるに違いないけれど、でも、
今は、集中して、カラダとココロを研ぎ澄ますタイミング。決めた私、偉いぞ。
たぶん、ボーナスタイムなんやろうなぁ。