2018年6月14日木曜日

スペイン旅行記13. たくさんの友人達と.

Camino De Santiago day11. 6/13

Palas de Rei→Arzua 28.7km

6:30-15:00 break1hr walk7.5hrs

Stay:The way hostel 15€  7人部屋にたったの二人!広いー久しぶりの普通のベッド。


昨日の夜は、アルベルゲのオーナーのイタリアーノが、イタリアンディナーを作ってくれて 8人でテーブルを囲んだ。





ブラジル、カナダ、アメリカ、イタリア、日本


英語やや優勢の中、ワインを飲みながら色んな話をした。

お酒入るとより オープンになるのです。あと、すっごい英語も上手くなる気がするのは何故だろう、、間違ったって気にならない。スペインのワインの不思議!いやいや、今回はCamino magicだね、きっと。


みんなが飲め飲めと注いでくれ、勢い5杯も飲んですっかり酔っ払い。

で、すぐ22時には就寝。

和太鼓うってる夢を見た。二日続けて見たので、さすがに恋しいのだと思う。潜在意識が和太鼓求めてる。あと一か月も、どうしよう、エアー和太鼓?!


熟睡のち、朝5:30には目覚め、小さなチーズサンドイッチとブラジル女子からヨーグルト&シリアル、ブラジル夫婦からクッキーをお裾分けしてもらえ、豪華な朝食になった。





日が昇り始めたので、薄暗い中、6:20には出発!11日目にして一番早い出発。なんたって30km近く歩く。


晴れ!

ちゃんとした晴れは久しぶり。

一週目の天気と打って変わって 二週目は雨が少なくなった。

 




日がのぼると、光が緑を照らしはじめた。

最近、その変化に敏感だ。


朝一番、一緒にカミーノを歩いたamigo 友人はマドリードに住む38才のホタさん。二人の娘さんがいて、半年くらい前にパートナーと7-8年越しで2回目の結婚したばかり。

英語苦手なんだ、、と言いながらも、スペイン語じゃなくほとんど英語で話してくれた。

奥さんは純スペイン人だけど、”Himari”さん、というスペイン人ではたった一人の珍しい名前。彼女の両親がアメリカに仕事で出張したとき、ビルディングに書いてあった”Himari”という字を見て、これはいい名前になる!と意味も知らずに名付けたって。

アジアっていうか、めちゃくちゃ日本ネームだし、笑  その意味を奥さんに教えてあげて、って伝えた。


マドリードの大気汚染や、通勤時間の長さのことが問題だったり、都会はクルマがいらない、とか、、日本と一緒!だって話や、

日本は〇〇道、例えば柔道、茶道、花道って日本文化があるけど、それは Camino 道、生きていく道として、精神を整える、みたいな意味もあって、このcaminoでしてることと一緒と思ってること

たぶん大都市はどこでも、カラダとココロが分離していてストレスフル。こういうcaminoや 瞑想、yogaとか、静かな瞑想や動く瞑想は、ココロとカラダを近づけて、一緒にして、より感覚を研ぎ澄ませ、カラダが感じている喜びに気がついたり、リラックスするためにある、みんな必要としてるね、国関係ないよねー、とか。

あと、結婚二回は、また新しい経験を新しいパートナーとする機会があるから、実はラッキー!だよねー、人生2度美味しい、って。 私は、まだ二回目の予定はないけど、同意見  笑

結構色々話した。2時間くらい一緒で、一気に8-10kmくらい歩ききって、早かったなぁ。


そのあと、1時間くらいsolo walking






次に一緒に歩いたのは

ドイツから一週間のcaminoに来てる simensのマネジャーをしている穏やかなおじさま Ralphさん。四年スペインに仕事で住んでたり、アジア、ヨーロッパ各国を仕事で出張したりする忙しいビジネスパーソン。わかりやすい英語、ありがとうございます。


また2時間くらいすぐたった。

Ralphさんは、同じArzua泊まりなので、ガルシア名物のタコ料理を食べよう!と約束して、また一人カミーノ。


フランス人マダムがいきなり、

あなた何キロの荷物なの?!→いきなり私の荷物を持ってすごく驚く、笑

あなた一人なの?→Siもちろん、といったら、また驚く、笑

すっごいオーバーアクションで楽しい人だった。それで、最後、arzuaまでのきつい上り坂は歩き切れた感じ。


今日は28kmもあるいたけど、いろんなamigos 友人たちのおかげで、早かったー


18:30から ガルシアのタコ料理とパエリアを食しに近くのBarへ!

オリーブオイルでスパイスと一緒に煮込んだタコ、柔らかくって美味しいー

本場のパエリアも、うまい!








一番良かった国はどこ?って聞くと、メキシコとトルコ、とくにイスタンブール、という。

トルコは次に行く予定だから、詳しく!と聞いたら、ボスポラス海峡のアジアサイドは安全で雰囲気よし。ヨーロッパサイドは旅行客から騙そうとするから気をつけないといけないが、素晴らしく歴史のある建築はいっぱい。大きな店より、路地を入った小さなご飯屋さんがいいよーて。

ベリーダンスは?って聞くと、現地の人からしたら、ベリーダンスはトルコの踊りじゃないし、観光客用だからオススメはないよ!ってバッサリ言われたんだってさー。えーそうなんだ!びっくり。

ヨーロッパの中で、例えば自分のドイツとスペインでも違う慣習があって面白いのに、アジアからしたら、もっと面白いでしょう、て言うので、その通り!と答えた。


生の、今の、ヨーロッパや、その土地の人がみる土地の良さを知るのは、何より面白い情報源。

こういう交流で、私は、また、自分の視野を広げさせてもらえる。


もちろん足は痛い!

でも、この経験を選んだのは、私だから、いいも悪いも私の責任。

不満があるなら、自分にしか言えん。

、、ないっす。

強いて言うなら、もっとスペイン語習ってから来てほしかったってことかなぁ。


不完全だから、伸び代があるってこと。

知らないことがあるから、人と交流するし、学び続ける喜びがある。

知ったかぶり、もったない。

堂々と、今の自分の状態や思いをシェアすると、思わぬ答えがやってくる。


あと二日でSantiago de compostela につく。

がっつり歩くのは、もう明日だけ!


今しか出来ない経験、さあ、全部来い!

受け止めて見せますから。