2017年8月27日日曜日

フランス旅行記⑧パリから日本へ。そして、旅のまとめ♪


朝のモンサンミッシェル。
まだまだ観光客はまばら。
でも、あちこちにいい香りが。


いつかは来たいと思っていた場所。
たどりついた場所は、目的地ではなくて、そこもまた旅の途中。
この場所を経由して、また、帰る日本も、旅の延長だ。

私は、旅で、感性を持ち帰る。
地球上に生きているものの、色んなエッセンスを、教えてもらう。
それは、私と違うもののようで、本当は、つながっているもの。
目に飛び込み、耳に入り、髪をゆらし、、私自身のこころとカラダにやってくる、メッセージは、全部、ギフトなんだろうと、思うです。

レンヌの駅。この場所から、たくさんのヒトが住むあらゆる場所に繋がっていく。
隣の人は、どんな場所を経験しているのだろうと、いつも思う。

モンパルナス駅同様に、駅の中には、発着の電車の掲示板がある。
20分前にターミナルが発表されて、一斉に、そのターミナルにむかう。


行きにのったTGVよりも、いくらか、ココロに余裕あり。
一等車がおすすめ、と書かれている本もあったけれど、二等車で充分だったと思う。
なにやら、治安的に、、とかの理由らしいが、私の往復でのお隣さんは、みんなビジネスマンや家族連れ、にぎやかな女性たち、など。人の目もあるし、荷物さえ近くにおいていれば、危ないことはないと思う。

パリ―――
でも、日曜日で、全然お店がやっていない。
そんな中で、モンパルナスから近い大通りに、ジェラートのお店を発見!

いかにも、美味しそう・・・
このジェラートの盛り方ったら!!宝石なのね!?


3種類に、マカロンを追加して、ゴージャスなパフェ風。7ユーロくらいであった。

・・・
軽くパリを味わって、また、モンパルナスからパリCDG空港までバス移動。
あっという間の3泊。
濃い時間を過ごしたので、なんだか一週間くらいのボリューム、といってもいいのでは

今回の旅では、感性を磨けたことはもちろん、自分自身への信頼感がぐんと上昇。
”自分への肯定感”っていうのは、揺らぐことがまだまだ多かったけれど、この旅で、自分に太鼓判、おしてみる気になった。

ひとりでフランスに弾丸
トラブルも解決!
そして、何より、GOCOOの音楽が好き!大好き!を再確認。
こういう音楽を通して、でも、他の何かを通してであっても、強く熱い想いはきっと、どんなに物理的に遠い場所であっても伝わっていける。その確信。
そんなに大好きになれるものを見つけた自分の感性に信頼をもっている。
海外でも観に行きたい、会いに行きたいんだーっという気持ちにGOといえた自分の勇気と情熱に、驚いた。
そういえば、こういう勇気は昔から持っていたんだけど、全然、日常の”自動運転”状態で、無意識に生きていて、勇気がある自分に意識的でいなかったんだ。

肩書きやいつもの自分という仮面を脱いで、
ただの、私という存在になったとき、シンプルに、いのちの輝き、というものは溢れでる。
Doingではなく、己の存在自身、の強さや尊さに気が付きながら(意識的に)生きていける事は、なんて幸せだろうか。

私は、また、旅をするだろう。必ず。この心と身体をほぐしに行くのだろう。
もっと、日本の各地や、世界にあるエッセンスに繋がりたいな。その場所の自然と、人と、その想いに触れられる音楽や踊り・・・今、受け取れるものすべてと。
まだ観ぬドラゴンボールたちが、世界のどこかで待っている。

フランス旅行記⑦夜のモンサンミッシェル

レンヌ16時45分発のバスにのり、モンサンミッシェルの手前にあるインフォメーションセンターについたのは18時前。
1時間くらいのバス旅。

日の入りは21時半過ぎなので、まだまだ、日中みたいに明るい。


インフォメーションセンターからは定期的にモンサンミッシェルまでの無料シャトルバスがでている。
ここに来る途中は雨降りだったのが、ついて、快晴。

橋にわたる前に下車して、歩いて向かうことにした。

バスか、馬車か、徒歩か、の選択。たまに、自転車やランニングの人もいた。
平坦な道のり。
空がひろーーいよーー
近づいてきた。
形が、美しいよね。佇まいがいい。

 雨上がりの太陽。

橋の上からの景色。
島に対して、修道院の大きさって、すごいデカイ。

 どどどーーん。
この日は、引き潮だった。
この島をまもる、黄金のミカエルさん。
きっらきら。太陽は、ミカエルを照らしていたのかも。


島の入り口を入るとすぐに、今宵のお宿。
この明るさでも19時です。



年期はいっているが、いいお部屋。今日もいい夢みれそうだ。
荷物をおいて、島探検にGO
夏限定で、モンサンミッシェルの夜間拝観が19:30-23時までやっているというので、向かうことにした


途中の教会。空気が澄みきっていて、長年の祈りの軌跡を感じる。



また、散歩。
夕方の島は、人もすくな。
レンガつくりの街並みは、何かの映画の物語の中みたいで。





 モンサンミッシェルの修道院への上り。
この石組み、立派!
 ミカエルさんの啓示を受けているモチーフ。
 母子像。あたたかい。
夜間拝観の得点は、所々にライトアップがあるところ。

見晴らし台。
海に向かい設置された像たちが、絵になるもんだ。人と像と光のコラボ。

美しい曲線。
うん、たまに、重い空気の場所もあったけど、ほぼ、祈りの場として長く活動をしてきたナイス修道院。
みんな、拝観するのも納得。

有名な、モンサンミッシェルのオムレツ。たまご、どんだけ使うねん。
炭火~~

 エプロンかわいい。フライパンで一つずつ丁寧に作り続けている。

この時すでに21時。
まよったけど、今回は食べずに去ってみる。
未来にくるかもしれない私にお楽しみを残しておくつもりで♪

夜の街は15℃くらいだったのでは?
寒いの、ほんと。
そんな中、また探検した 島はライトアップ中、、幻想的。


 濃い青と、光。
そして祈りの空気。
 静かな空気の中で、とーーってもよく眠れた。

朝!
りんごジュースからスタート。

 多くの有名人が宿泊したホテルなので、壁一面に写真つきサイン。
天井たかい。

チーズ食べ放題♪

フランスパンやデニッシュなどなど。
ゆっくり楽しんで、さ、今日は、パリへの帰宅の日。
日本に向けて、出発の準備だ。

フランス旅行記⑥Paimpol からレンヌへ。いざモンサンミッシェル!

ちょっと特殊な行き方をしてみた。
通常は、パリ、モンパルナスからTGVにのり、モンサンミッシェル行きのバスに接続をねらうでしょうが。。
私は、前々日にパリ・モンパルナスからレンヌは通り過ぎて、ブルターニュ地方にきていたので、逆方向からレンヌをせめる、ということになった。

当日は14時 Paimpolの港町初で、まずは、Guingampで下車。
メインのTGVに接続のために少し駅で乗り換え待ち。
そしてGuingampから、予約していたTGVをキャッチ。私は、全列車の予約をレイルヨーロッパのホームページから済ませていたので、ネットからE-チケットをプリントアウトしてもっていた。早く購入すると、安く売られていてお得、便利。噂では、かなり遅れることもあると、書いてあったけれど、意外にジャストタイム!
ただ、停車位置はいつもどの列車もずれていて、止まっても、もう一回動き出して、2mくらい微調整する、笑


レンヌの駅までは1時間半弱だったと思う。
大きな乗り換え駅で、降車のヒトも多い。
一階のホームから、エスカレーターを使って↑の写真の場所へ。
ここのフロアには、電車の発着とホームの掲示板や、軽食の購入もできる場所があった。
この掲示を目印に、出口へ。

この出口を出て、右を向く。
今は工事をしているらしく、こーんな具合。
たまに、こちらBusです、的な標識がでてる。


そのまま道を50mも進むと、バスターミナルがあるビルに到着。
↑の6階建てのビルの一階にはいっていく。
入り口はいるとチケット売り場。
2か所開いていて、どちらも10人くらいずつ列をなしていた。

ん?
ガイドには、バス車内でチケット購入を書いてあるのに、、
よーーーーし、バスの運転手に聞いてみよう!っと、そのままバスの待機場所へ。
いた、いたーー本日の最終バス 16:45発のモンサンミッシェル行き。

運転手さんに話しかけると、チケット買ってきてね~だって。
え?あと5分なんすけども。
しょーがないか・・


列にならんで待つこと3分
あ、16:43!
だけど.3人前のヒトが何やら時間かかりまくり、急ぐ感じもなく。
後ろのフランス語を話すカップルも、”モンサンミッシェル、なんとか、~”とか焦っている雰囲気で、
思わず話しかける
”ねえねえ、私、運転手さんに、バスでチケット買えるかきいてみるから、ここ守ってて?”
意志は通じて、私は一人バスへ。
”あんなながーーーーい行列で、買えるわけない!待っていてくれないなら、ここで買わせて!”
・・・しぶしぶ?バス運転手と交渉成立。バスでチケット買っていいことになる♪

また、行列で待っていたフレンチカップルに、バスで購入OKと伝え、るんるん3人でバスに再度むかい、無事にバスにのれた。

ここで買えるんじゃん、最初から!!笑

火事場の底力、発揮。
このバス逃したら、タクシーだったな。

さ~~~
なので、注意は、レンヌでのバス乗車時は、チケットブースでバスチケット購入が必要なので、出来る限り、時間の余裕があることがおススメ。
交渉できなかったら、乗り遅れ、1時間半、もしくは1日ロス!?
気をつけて!

さ、次回はモンサンミッシェルの大紹介。




フランス旅行記⑤音があふれるケルトの港町 Chant de marin 2017

前の晩、GOCOOの大興奮のライブを終え、
私は一人、Paimpolから6km離れた岬のホテルにとまり、
町のコミュニティバス?に揺られて、また、festivalの会場に戻ってきた

くもり空、雨も小ぶりなのにも関わらず、たーーくさんの来場者。
メインのライブは14時からだけど、
10-11時くらいから、festival会場のいたるところで、音楽が鳴り響く。
陽気に手をたたき、踊る人々。
ここは言葉をこえた、交流の輪が生まれる場所なのだ。

パグパイプの音色っていいわ~

のりのり~巻き込み型ライブ。

緑の陽気な集団。
こ美味よいリズムが魅力。

平均年齢はぜったい60歳超えだな。
音色に深み。
歌声に、重なる郷愁。

会場の入場口すぐに停めてあった船の上。
思わずステップを踏みたくなるようなアイリッシュ。



Varnahtakaというart 集団。これが私のツボ。
会場の子どもたちを巻き込んで、その内、大人も一緒に、face artしまくる。



ケルトの木のお守り。私は、クルミの木とトルコ石の滴型のチャームを購入した。
素朴な雰囲気で、また、いいんだな。ふふ。

Paimpol14時発の電車のため、メインのステージはみれなかったけども、
充分堪能。
私は、昔からリンゴのお酒、つまりシードルがすっごく好きで、それが、実はこの地域の名物。大好きなガレットもシンプルなクレープも、まぎれもなくこの地域のもの。
ケルトやアイリッシュ音楽のリズムも好きだし、よく聞いていた。
街並みも、ほっとする田舎町。
海も山も近い、というのが、また、よい。空気もGOOOOD

ここ、私、なじみ過ぎる~~
フランス語が話せたら、ここ、住みたいくらい、好きだ。

また、帰ってきたい、Paimpol
最高の時間は、この場所と空間が、プレゼントしてくれた。