早速ですが、3月のイベントが決まってきたので告知させていただきます。
心の出産準備クラス〜マインドフルバーシング体験会
あのスティーブ・ジョブズも活用していたという、”人生が劇的にかわる”瞑想法として、ちまたで噂の心理学的手法です。
臨床心理学の分野では、大うつ病の再発予防では、薬物療法と同等の効果をもたらすというエビデンスばっちりの手法ですが、ベースは、日本になじみの深い、禅や瞑想、呼吸法だったりします。
このマインドフルネス。
今、周産期分野でも俄かに注目があつまりつつあります。
その名もマインドフルバーシング mindful Birthing!
マインドフルネスの手法にもいくつも流派がありますが、このmindful birthingは、ジョンカバットジンが提唱するマインドフルネスストレス低減法(MBSR)を、長い瞑想実践者でもあり、助産師のナンシーが開発した手法です。
マインドフルネスのコアは、いろんな言葉で語られますが、
私の理解では、”今、ここ”に存在していることを思い出していくこと。
自分が今、何を感じ、気が付きながら生きているのかに目覚めていく方法です。
頭をつかう=マインド。
マインドはいつも、状況に翻弄され、過去を悔やみ、未来を憂います。
さあ、そんな状況で、今起こっていることに眼を向けられるでしょうか?
もちろん過去に学ばなければいけないことも多い日常ですから、その反応は当たり前なのですが、、
お産って、全部、何もかもが、一人ずつ、違うんです!!!
だから、過去に学べません。
そして、死ぬか生きるかの状況で、未来を憂う隙もありません。
しかも、コントロールできないことですから、その状況に、身を任せるしかございません・・・
今、ただただ存在すること。
これが、お産に唯一求められる素養です。そして、赤ちゃんこそ、その師匠です。
マインドフルネスのプラクティスを通して、私たちが、失ってしまった素養、赤ちゃんのようにただただその場所に存在する事に立ち戻ります。
でも、ほんと難しいことはしません☆
日常で、その赤ちゃんに戻っていく感覚を取り戻す方法を、少しずつ増やすこと。
マインドフルバーシングの8-9週間プログラムは、これから出会う赤ちゃんと共に、”今、ここ”に存在し、新しい環境、新しい家族、変容の時間を柔軟に乗り越えられるように設定されたプログラム。
カップルで受講するのですが、ほかのマインドフルネスの手法にはない”陣痛”と”痛み”についてのとらえ方は、天と地がひっくりかえるほどのアハ体験です。
でも、いきなり8-9週間って敷居が高いですから、、
今回は、体感の時間をシェアさせていただきたいと思います!!
【日時】3月25日(土)14:00~16:00
【場所】NPO法人Umiのいえ
【対象】お産に関わる方、妊婦さん&パートナー、妊娠前の方、マインドフルバーシングに興味のある方全て。
カップルでもシングル参加でもOKです。
【もちもの】好奇心のみ
【人数】10名まで
【内容】マインドフルバーシングの簡単な紹介
呼吸空間瞑想法
痛みと陣痛のとらえ方
痛みのプラクティス
★申し込みはこちらのサイトよりどうぞ⇒https://coubic.com/uminoie/117756
【講師】熊谷 歩 kumagai ayumi
産婦人科医 湘南鎌倉総合病院勤務
岐阜・長野・沖縄・宮古島勤務を経て現在は鎌倉が拠点。“命の架け橋”をキーワードに、自然分娩をテーマにした映画『玄牝』自主上映会、赤ちゃんも一緒に聴けるコンサート、院内コンサートなどを開催。体と心の仕組みを読み解くお話し会や妊活中・産前産後の女性たちの集い、ダンスセラピーを全国各地で開催。2016年春より早稲田大学大学院にてマインドフルネス心理学、秋にはマインドフルバースを学び臨床へ展開中。