2014年9月20日土曜日

2014年8月 エジプトの旅 ③エドフ・ホルス神殿編

アスワンのホテル前に停車していたヌビア人のお兄ちゃんをつかまえ、ルクソールまでのタクシーチャーターを頼むことに成功。なんと、喜んで、途中のエドフ・ホルス神殿にも寄ってくれるとゆう。
300エジプシャンポンド(日本円4500円なり)で交渉成立。エジプトではタクシーに乗る前に交渉することが鉄則なり。

エドフ・ホルス神殿
広大な広場に、突然現れる巨大な要塞。それが、はじめの印象だった。
作りは、同じくプトレマイオス時代につくられたイシス神殿ととてもよくにている。
古代エジプト神話では、ホルス神とセト神(砂漠の戦いの神)がこの場所で戦ったとも。
当時、ホルス神はギリシャ神話のアポロンと同一視されたため、崇拝の対象になっていたらしい。
場所はちがっても、崇める対象は似ているよね。

柱も立派 上にはホルス神が守る
 驚きばっかり。どうして、こんな巨大なものに、細かいレリーフをほれるかな。

外門
相当でかい守りの外門。

外門の天井部分
 一部、青い色彩が残っている。羽を広げる守り神発見!とにかく細かく繊細なレリーフが印象的。

本殿
 いよいよ、中にお邪魔します。外門から本殿までの距離も100mくらいあるのでは。
きっと、当時は、この神殿に、いろんな人があつまり、話、おどっていたんだろうな。
同じくらい青い空のした。同じ太陽に照らされてさ。

ホルスと一緒にとびました
ホルス神の像は可愛い顔して、 ヒトの2倍の大きさ。
表面はなめらか。あら、やどっていますね、と思う。

ホルスの守る太陽の船
 アークを運ぶ、太陽の船、とみた。本殿の真ん中に鎮座しているのが、船っていうのがいい。
とくにこの砂漠の街には、水とかかわり運ぶことの出来る船が、命=アークを守るものの代表にもなっていたのだと思う。
イシス神殿もそうだったけど、本殿の中心にエネルギーがあつまるようにできているらしい。

左のホルス神がアンクを授かっている
 いくつかのパターンで、アンクを授かる様子が描かれている。
アンク=生命。
神殿は、生命を活性化させる場所として癒しの中心になっていたのか。暗号は、波になり、その場所のエネルギーをあげる力をもつもの。神殿の神官達の仕事を助けていたはず。

かわらず、こうやって美しい光が差し込んでいただろう・・きっと、私と同じ位置にたち、そう思う人がいたはずだ。

赤ちゃんホルス神に授乳中のイシス神。
誕生殿の裏に、ひっそりと美しく刻まれている。

ほかの見学者は2-3人で、ゆっくりと味わうことができた。
ホルス神も好きだな~。男性的でかっこいいです。