2018年3月27日火曜日

講座の感想をいただきましたーー2018/3月

3/25日曜日は、横浜Umiの家、にて恒例の講座でした。
午前中は、Water journey 水を巡る身体とココロのおはなし。
午後は ココロの出産準備クラス マインドフルバーシング  のおはなし会!




〜〜ご感想〜〜

☆こうするといいとかではなく同じことをしても人それぞれであると言うところが興味深かった
実際の痛みにも自分なりに受け止めつつ過ごしやすいところを見つけていきながら、その時を過ごしてみたいと思います

☆出産も育児も一緒に楽しめればと思います きてよかったです

☆1つ目の体験では子供に戻ったような感覚でした 触れたものがどんなものか気になる きっとこれだなと分かりながらも興味がわきました
たいこを叩いてもらったとき
「これは音のなるもの」なんだと言う発見でした
頭を使うことが多い中で体の感覚を使うことが少なくなってますがちゃんと自分に感覚があることに気づきました
氷の体験では新たな気づきがありました
陣痛が来ている産婦さんになった気持ちでした
触れられることってそれだけで楽になると思いました 人によって何が楽になるかも違うことを知れました

☆出産や陣痛に対してどう向き合えばよいのか不安や心配がありました
氷のワークをやることで陣痛との付き合い方や楽しみ方などがなんとなくわかり少しその時が楽しみに変わりました
このような講座が一般的になれば出産に対しての過度な不安や恐怖が薄らいで良い出産と感じられる方が増えるのかなと思いました

☆自分が痛みと共にあるために深い呼吸がカギになると思った
目を閉じて部屋を歩くと部屋が広く大きい世界に感じた
日々の食事の中でも感覚を研ぎすまことができるとわかってよかった
この2時間で方の力が抜けて陽だまりの中に包まれているような感覚になった
先入観が痛みを強くしてしまうことがわかったので余計な事は考えないようにしたい

☆氷の冷たい感覚が呼吸だけで頭の感覚を得られることに驚きました
呼吸に集中するだけで新しい世界を感じることができいろんなことに応用していければと思います

☆2人目の出産で少し身構えてしまうところもありましたがお話を伺いながら前回のことを思い出して痛みと一緒に乗り切れるかなぁと言う気がしてきました
痛みの感じ方が変わることを練習してどうしたらハッピーな気持ち痛みを感じにくい感覚でいられるかいろいろやってみます
同じお産は無いと思って楽しんで読めるようにしたいと思います

☆熊谷先生の講座を午前午後どちらも受けました お水の話も心の出産準備もどちらもとてもわかりやすくて面白かったです 一般的なリラックス方法「何も考えず呼吸だけ意識」これが私にとってのリラックス方法とはもしかしたら違うのかもそんな気づきがありました
私なりの私が1番リラックスしてできそうなお産をしたいなと改めて思いました
これを機に自分の心と体に向き合ってスペシャルなこの期間を過ごそうと思います

☆Umiのいえ 熊谷先生ありがとうございました 「目的は何なのか?」
新しい家族を向かい入れることそれが最大の目的だったことを改めて考えそういうものだと受け入れる 夫婦で初めてのことを一緒に経験できることの幸せを素直に改めて感じることができた素敵なお話でした。


〜〜〜
わーーみなさん、ありがとうございました!
参加の方々の中に、知り合いから勧められて参加しました、という方も増えてきて、神奈川県外からのご参加もあり、、
少しでも、お役に立てたらいいな、と思っています!

来月もUmiの家で開催予定しています。

MindfulBirthing 11回目です♪
→ https://coubic.com/uminoie/117756
こちらも。water journey 変わり種の医学講座
→ https://coubic.com/uminoie/135545

また、先月は さいたまの木野産婦人科さんで職員向けマインドフルバーシング  体験会の開催、今月は、山口県の 梅田病院さんにて職員の院内学会で特別講演としておはなしさせていただけました。 来月は福島県のとある産婦人科さんに出張します。

ご興味のある方で横浜教室に参加が難しい場合での別場所開催や、病院、助産院の職員向け研修として開催をご希望でしたら、ぜひご相談ください^ ^

マインドフルバーシング  についての問い合わせは、mindfulbirthingjapan☆gmail.com (☆→@へ)にどうぞーー


https://coubic.com/uminoie/117756https://coubic.com/uminoie/135545

2018年3月4日日曜日

“普通の家族”じゃなくて、いいじゃない。

Umiのいえつうしん創刊号】~いのちの寄り添い・いのちの気づき~ に寄稿した文です。

購読申込・詳細はこちら↓

http://www.uminoie.org/p/umi-20181-umi-umi-umi-umi-npoumi-a536.html


《家族が紡ぐいのちの旅路》①


家族の旅路について語るなら、まずは私の家族のこと、基盤になっている想いから始めることにしました。

 

家族って何だろう?と、考え始めたのは、中学校にあがる時、シングルマザーの母が今の父親と再婚する時でした。結婚って不思議。それまで、知らない人だったのに、紙にサインをするだけで、“家族です”っていう事になる。幼い私には、母と祖母・祖父のいた岐阜の家で過ごすというそれ以上を望んでもいなかったし、母の結婚も自分が養子になるってことも、よく理解できない事実でした。

新しい父は、元々、結婚しなくてもいつか養子として誰かを育てたい、と思っている人でした。なので、私を“養女”として付き合う、というよりも、“あゆみ”個人、一人の人間として一緒に成長していきたい、と考えていました。一対一で話をするから、子ども扱いはしないし、どこまでも本気で率直にモノを言い、私が話し合いを逃げようとすると叱咤されました。

今、冷静に振り返ると、それまで、“娘”“孫”の役割をしていれば良かった私が、いきなり、“娘”の前に、一個人として扱われるようになった事は、誰かの真似ではなく、自分自身の言葉を表現していく原点のような出来事でした。

いつしか医者を志す様になった私に、“勉強しろよ”とは言わず、よく“人間学を学べよ、自分で色んな体験をして会得していけ”という父でした。なので、医者になり、各地を旅するように学ぶ中、医者としていかに生きるかというよりも、まずは一人の人間として、より自分の特性を生かしながら世間にどんな貢献をしていけるのか、を考えてきました。母の再婚は、その当時は“悪い夢”みたいな出来事でしたが、今の私があるのは、その経験を通して、父が現れ、その父が、一人の人間として生きることを教えてくれた事が基盤にあります。もちろん母も、葛藤しながら、我が道をゆく私を、いつも応援してくれていました。離れて暮らしていても、お互いに気にかけていて、お互いの道を応援している関係は居心地がよく、いつのまにか、ああ絆はここにある、と実感していきました。

 

答えを探していた訳ではないけれど、“家族って?”と悩んでいたあの頃の自分に、今ならば『大丈夫だよ。本当に家族って、“目に見えない絆・・・信頼感、愛”があるって事だと思うよ。血の繋がりも、社会的な契約も、本当に関係ないの。ほら、だって、その場所は温かいでしょ?形はかわっても、本当に大切なものは変わらないよ。』と、伝え抱きしめたい。

 

一つ一つの出来事は、良く悪く見えたりするけれど、一生という旅の中の一つの出来事。振り返った時、“ああ、あれがターニングポイント!そういう意味だったんだ!”なんて、謎ときみたいな日がやってくる。だから、私はこの旅で出会う一瞬一瞬を味わいながら、歩いていきたいと思っています。


2017/11月


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“Umiのいえ通信”は次回は4月に発刊!
わたしは、再婚した母と養父の間に年の離れた弟誕生の前後での、お姉ちゃんの話を。。

パワフル講師陣の色とりどり、豊かな感性に触れられます。

〈連載〉(敬称略・順不同)

・青木将幸『おとうさんのしごと』

・須永晃仁『法界力 いちばん必要なものは希望』

・なかもとまさお『今を奏でる』

・篠秀夫『私はわたし』

・かめおかゆみこ『いつも のーてんき』

・早乙女智子『にじの根~性の外来から~』 

・堀内勁『直観的な世界を大事にしなさいよ』

・棒田明子『ぼうちゃんの眼、芽、メッ』

・ガンダーリ松本『夫婦はフゥフゥか、うふふか』

・熊谷歩『家族が紡ぐいのちの旅路』

・石川麗子『訪問ナースの徒然なるままに』

・田中博『まちふく物語~どんぐりとしょうがいと雇用~』

・白井千晶『親になる・親である~養子縁組・里親』

・菊地栄『巡るいのち~誕生と死の寄り添い~』 

・松木貴子マリア『愛・歌の処方箋』

・西岡妙子『手でつくる。』

・齋藤麻紀子『まきこの部屋』

・フォトエッセイ 江連麻紀『お産の風景』

・絵とエッセイ  村田のりみち

・木村正宏『縁起のよい言葉』(がんこ本舗)

・写真 『おんぶと抱っこの風景』 

・表紙写真 菊川法子


〈リレーエッセイ〉

・おそうじ学校講師リレー『自由自在』

・不登校経験の親・子リレーエッセイ『どんとこい!不登校』

・ダウン症のある子の親リレー『いのちはバリアフリー』

・和のお手当て人のリレー『人の手の優しい力』 

・助産師リレー『生まれる』


〈毎号単発投稿〉

・『私のライフワーク』 

・『人生山あり谷あり絶壁あり』