2017年9月23日土曜日

これからお産に向かう方へ『自然な分娩とは』ずばり。

日本各地、いろんな場所に講座や講演会に伺う時に、よく聞かれる事なのですが、ここで少しまとめておこうと思いまして。

Questions
”自分の地域に、自然分娩が出来る場所がない!”
”今度は、ぜったい、経腟分娩したい!”
”分娩台で産むのは、いやだ~~。何も医療介入も受けたくない!”
・・・のですが、どうしたらいいですか??

ズバリ
 大事なことをお忘れでは?
 場所も方法よりも大事なのは、そのお産に向かうココロ。
 赤ちゃんを無事にこの世に生むということ。
 今の世は、経腟分娩も帝王切開も、ギリギリまで頑張っての医療介入も、どれも、赤ちゃんの生まれ方の選択。お母さんや医療者がコントロールできるもんではありません。
 コントロールを手放し、自分の想う”自然分娩”の定義も一回すっかり忘れ
 赤ちゃんのため、と腹をくくってはどうでしょう。
 赤ちゃんの通ってくる道になってみませんか?

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詳しくお伝えしましょう。

”自分の地域に、自然分娩が出来る場所がない!”

例えば有名な吉村医院のようにお産の場所に、畳で薄暗い場所を期待している方もいるでしょう。。
例えば、その場所が、自分の家族の住む場所ととても離れていて、それでも、その場所に単身で向かう、、おおーーーい待て待てぃ。
赤ちゃんは、あなたの家族の元に生まれて来たいからやってきた命。
野性動物が、心休まる群れを離れて、ひとりで生みにいきます??
それこそ、不自然なのではないか、、と思っています。
まずは、家族の場、ココロの寄り添いを第一に、その赤ちゃんが生まれてくることで、家族の関係も変化する。繊細に、今いる場所を見返してみませんか。

3-4日、畳のお部屋で待ち続け、最後 分娩台の上でのお産になり、
”赤ちゃんが無事ならそれでいい!”とお父さんが叫んだ瞬間に、生まれてきた命がありました。ココロが繋がった瞬間の出来事でした。あの感動を忘れられません。

そして、家族と話し合って、本当に何が大事なのか、その上で、どこで赤ちゃんをお迎えするか、決めてくださいね。

まずは、深呼吸して、身体の感覚にもどって。
その場を想像して、感じてみて、身体の緊張もほぐれて、ほーーーっとする場所に決めてください^^
そのほっとする感覚の一部に、赤ちゃんからのメッセ―ジが入っているはずです。

もちろん吉村医院のような場所が近くにあれば、素晴らしいのですが、、

きっと、場所は、内なる感覚に繋がりやすいか、繋がりにくいか、の程度の差なのではないかと感じています。どの場所でも繋がることはできるはず。ただし、繋がりにいく自分自身の意欲や気付きが、どういう質なのか、がまずは重要では、と思うのです。


”今度は、ぜったい、経腟分娩したい!”
”分娩台で産むのは、いやだ~~。何も医療介入も受けたくない!”

お産は、どのお産も、その赤ちゃんとお母さんの”自然なお産”であると思っています。
もちろん、サポートする医療者側がそのスタンスを持っていることも重要ですが。
どれだけ、上手くお産が進んでいる、と思っても、いきなり赤ちゃんの危険信号が出る時もある。合併症があり、緊張して見守っていたら、何事もないことも、、
教科書に載っているような、THEお産、なんて、どこにもありません!
同じように、自然分娩はこの方法だ、ってものも、どこにもありません。
百人いたら百人の、1万人いたら1万人の。
方法よりも、なによりも、
その赤ちゃんを迎える家族のココロの寄り添いが、とてつもなく重要です。

自然妊娠でも、不妊治療でも、ある命がこの家族の元にきたい!ここの家族になりたい!という意志がなければ、妊娠は成立しないと思うのです。
だから、この日本の、この時代にある技術を知って、それを使って、選択して生まれてくる命がある、と思っています。
だから、私たちは、命を選ぶのではなく、赤ちゃんという命に選ばれ受け入れる側です。

お産って、女性の経験の中で、特別だけれど、日常的な営みでもあります。
一人の命をかけて、一人を世に迎える事。
生は一番、死に近いと感じる時があります。
肩書も、経験もなく、ただ息をして、今この瞬間瞬間を生ききる命が、どれだけ 価値のあることができるか、、計り知れません。
その体験を通して、精一杯その期間に学び、悩み、感じたことを通して得られる、経験は目には見えなくても、
女性の人生に、莫大なギフトになることは間違いないのだと、思っています。
一世一代、命をかけるその機会、せっかくなら、大きな糧にしちゃってください!!

いつも診察室で、子宮の中で自由にダンスする1cmにも満たない赤ちゃんを見つけ、
小さくても、パワフルな変化や経験をくれる生命の未知なる可能性を感じて、
感動し続けています。



*******追記********
《プロのいない中での自宅分娩についてズバリ》
同時に、自宅で自分たちだけで産みたいのだけど、どう思いますか?、という質問も受けます。
私は、全くお勧めできません。むしろ、反対です。
プロフェッショナルがいるからこそ、お産の繊細な変化をかんじたり、お母さんが命がけでお産にのぞむ為の安全な環境が得られると思っています。
昔もサンバさんがお産を見守ってきました。中途半端な覚悟では、自力出産はできない、ということを肝に銘じてほしい、と思います。

2017年9月15日金曜日

9月14日 マインドフルバーシング in 横浜umiの家☆後記&ご感想☆

定期的に開催させていただいている、横浜umiの家でのマインドフルバーシング。
快晴の中に、涼しい秋風が吹き込む部屋で、ほのぼの、開催しました。

*********
女の人生は、まっすぐじゃない。なんだか、曲がったり、休んだり。寄り道のような時間もあったりして。
社会の中で仕事をして、きっと直線的に目標に向かってきたから、女の人に起こるような変化の時期は、何も進んでいないような、気分になって落ち込んだり、期待どおりに進まなくて落ち込んだり。
本当に上手くいってないんだろうか?
少し、いつもの考え方のメガネをはずして、新しい角度から眺めてみた時に、
私たちは、新しい出会いや発見、そのあとの人生に影響を及ぼすようなギフトだったんだ!と気が付いたりする。

未知なるものを愛する勇気と、
未知なる体験に挑戦する勇気と
未知なる可能性をひめた、新しい命と出会いその世界に浸かってみる勇気。
コントロールを手放す勇気。
自分を枠にはめない、自分を責めない勇気。
正直に感情を出しちゃう勇気。
などなど
・・・
ひとりひとり違うお産。
どんな風にみえても、そのお産はそれぞれの人生の中で、きらりと光る何かのキッカケやギフトになると信じている。
起きた事を、さあ、私たちは、どんな風に受け止める?

闘う?逃げる?
いやいや、そうだハグしてしまおう。一緒に遊んでもいいのかも。
最初は冷たい痛みや苦しみも、一緒にいたら、氷のように溶けていくこともあるのだから。

お産は、私たちの道”Tao”の中の、日常なんだけど、特別な、何か。
自分たちが赤ちゃんだった時、世界は色とりどりで、何もかも新しく、新鮮で、ワクワクしていたでしょう。
赤ちゃんのように、その未知なるものに、飛び込んで、全部、生きる糧にしちゃいましょう!!
そのための、マインドフルバーシングはそのための、心のトレーニング。
もし、興味のある人がいたら、伝えに行くので、声をかけてください。

本格的な9週間プログラムの開催はまだ未定ですが、
数時間の体験会でもお伝えできることがある!
今もどこかで、赤ちゃんが生まれてきているのだから、たとえ一人でもお話しにいきます。
”ココロとお産”の種まき♪種まき♪

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感想を頂きました↓↓

今日はありがとうございました。今まで何気なくしてきたことも今日はすごく新しく感じることができ、とても楽しかったです。 五感をフルに感じること、日常では少なくなってきました。 今後は子育てや仕事にも日常的に意識して自分に戻ることを大切にしたいと思います。

病院で出産することにネガティブな気持ちがあり、このままではいけないという思いから参加しました。今日体験できたこと(レーズンや水)は出産だけでなく育児や仕事、これからの生き方にも通じることでした。人生の財産を増やすことができたと思えるほど感動しました。今日この出来事と皆さんの出会いに感謝します。

ずっと子どものことが頭にうかんでいました。いつだって子どもに助けられて学びをもらい、幸せな日々だよな!とたくさん感謝がうまれました。ありがとうございます。

ご参加ありがとうございました(^.^)
私もこの出会いに感謝です。

さてさて、実は10月は横浜umiの家の講座はお休みです~~。
次回は11月にお会いしましょう!

11/9(木)心の出産準備クラス~マインドフルバーシング体験会
産婦人科医の歩さんによる家族で赤ちゃんを迎える"心"の出産準備をしていくために。お産や子育てに焦点をあてたマインドフルネス体験会です。
https://coubic.com/uminoie/117756


こういうのもやってまーす。

西洋・東洋を繋ぐ、というか、むしろその枠をどどーーんと超えて、話しています☆
11/9(木)熊谷歩さんの講座『Water journey 体と旅する水のお話』

命を巡る水にまつわるユニークなお話会。現役産婦人科医の歩さんが西洋医学、東洋医学の知識を繋ぎ、分かりやすく解説。今を生きるヒント満載です。
https://coubic.com/uminoie/135545