朝のモンサンミッシェル。
まだまだ観光客はまばら。
でも、あちこちにいい香りが。
いつかは来たいと思っていた場所。
たどりついた場所は、目的地ではなくて、そこもまた旅の途中。
この場所を経由して、また、帰る日本も、旅の延長だ。
私は、旅で、感性を持ち帰る。
地球上に生きているものの、色んなエッセンスを、教えてもらう。
それは、私と違うもののようで、本当は、つながっているもの。
目に飛び込み、耳に入り、髪をゆらし、、私自身のこころとカラダにやってくる、メッセージは、全部、ギフトなんだろうと、思うです。
レンヌの駅。この場所から、たくさんのヒトが住むあらゆる場所に繋がっていく。
隣の人は、どんな場所を経験しているのだろうと、いつも思う。
モンパルナス駅同様に、駅の中には、発着の電車の掲示板がある。
20分前にターミナルが発表されて、一斉に、そのターミナルにむかう。
行きにのったTGVよりも、いくらか、ココロに余裕あり。
一等車がおすすめ、と書かれている本もあったけれど、二等車で充分だったと思う。
なにやら、治安的に、、とかの理由らしいが、私の往復でのお隣さんは、みんなビジネスマンや家族連れ、にぎやかな女性たち、など。人の目もあるし、荷物さえ近くにおいていれば、危ないことはないと思う。
パリ―――
でも、日曜日で、全然お店がやっていない。
そんな中で、モンパルナスから近い大通りに、ジェラートのお店を発見!
いかにも、美味しそう・・・
このジェラートの盛り方ったら!!宝石なのね!?
3種類に、マカロンを追加して、ゴージャスなパフェ風。7ユーロくらいであった。
・・・
軽くパリを味わって、また、モンパルナスからパリCDG空港までバス移動。
あっという間の3泊。
濃い時間を過ごしたので、なんだか一週間くらいのボリューム、といってもいいのでは
今回の旅では、感性を磨けたことはもちろん、自分自身への信頼感がぐんと上昇。
”自分への肯定感”っていうのは、揺らぐことがまだまだ多かったけれど、この旅で、自分に太鼓判、おしてみる気になった。
ひとりでフランスに弾丸
トラブルも解決!
そして、何より、GOCOOの音楽が好き!大好き!を再確認。
こういう音楽を通して、でも、他の何かを通してであっても、強く熱い想いはきっと、どんなに物理的に遠い場所であっても伝わっていける。その確信。
そんなに大好きになれるものを見つけた自分の感性に信頼をもっている。
海外でも観に行きたい、会いに行きたいんだーっという気持ちにGOといえた自分の勇気と情熱に、驚いた。
そういえば、こういう勇気は昔から持っていたんだけど、全然、日常の”自動運転”状態で、無意識に生きていて、勇気がある自分に意識的でいなかったんだ。
肩書きやいつもの自分という仮面を脱いで、
ただの、私という存在になったとき、シンプルに、いのちの輝き、というものは溢れでる。
Doingではなく、己の存在自身、の強さや尊さに気が付きながら(意識的に)生きていける事は、なんて幸せだろうか。
私は、また、旅をするだろう。必ず。この心と身体をほぐしに行くのだろう。
もっと、日本の各地や、世界にあるエッセンスに繋がりたいな。その場所の自然と、人と、その想いに触れられる音楽や踊り・・・今、受け取れるものすべてと。
まだ観ぬドラゴンボールたちが、世界のどこかで待っている。