ただのハーブガーデンではありませぬ。
ちょうど、”いのちのスープ”でも紹介した、産科病棟と緩和ケア病棟から見渡せる場所にある、ハーブガーデン。
毎週水曜日、自然を愛する素敵なグリーンボランティアさんが、大変な時間と愛情をかけてお世話をしてくださっていました。
春 ・・・みどり、、は命の始まり、と喜びを
夏 ・・・花々は、人生の喜び、愛を
秋 ・・・木々から落ちた実が、次の開花を待ち遠しくさせる
冬 ・・・雪がつもり、耳が痛くなるほど寒い中で、春をまつ
それまで、花々の美しさに見とれて、香りをただ楽しむばかりだった、けれど、このハーブガーデンに出会い、感じ方がとても変わった。
生死の現場にいる間、人には伝えられない言葉にならない感情をかかえ、鬱々とした中で、ハーブガーデンに通っていた私。
冬のハーブガーデンが、実は、一番、励ましてくれたように思う。
それは、ボランティアさん達も、本当にどの季節のハーブ達も愛していることから、つながっているのかもしれないな。
そして、そんな四季の変化を受け入れるハーブガーデンが、人生のどの瞬間の美しさも表現してくれているように感じた。
夏のガーデン
端っこにもかわい子ちゃん
その名も、クマガイソウ!!!