2015年1月13日火曜日

いのちのスープ つなぐもの。

非常にご無沙汰しています。あゆみです。

年末年始の大わらわ、に体調不良がかさなり、かつ、非常に大きな変化の時期を迎えています。

でも、少しずつ、伝えていくことを、続けようと決めました。




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”いのちのスープ”のお話。

私の以前に働いていた病院は、産科病棟と緩和ケア病棟が、真横にありました。
そこの壁は、ドア1枚。

最初は違和感があった構造。建物の構造上の配置なのかな?って考えていたのですが、ひょんなところで、理由をしり、深く、うなずくことになった出来事がありました。

・・・
それは、夜な夜な、産科医と緩和ケア医、そして、病院の構造をきめた名誉院長を囲む飲み会にて。(以下、ちょっとうろ覚えだけど、)

産 ”(緩和ケアDRに)先生、めちゃくちゃ先週忙しかったんではないです??”

緩 ”そうだよ。2週間で10人以上、お見送りしたんだ。。。”

産 ”なんと!実は、産科でもこの2週間がいつもよりも数倍うまれて、2週間で14人。”

・・・・・(沈黙)・・・・・

産 ”・・・こんな小さな病院で、まるで命の循環みたいなことがおこっているなんて不思議ですね。”

緩 ”あとは、この病院の配置。横に生死をみる病棟があるのは、珍しいことだと思うんだ”

産 ”(名誉院長に)そういえば、先生、なんで、この配置なんでしょう?お決めになったんですよね?”

院長 ”それは、やっぱり、生死は、コインの裏表みたいに、あるからだよ。遠く離れたものではないとおもったから、ドア一枚なんだ。 
   実は、いつか、このドアが取り払われて、両病棟の患者さんが交流できないか、と思ってる”

産 ”!!!!。 先生、それ、やりましょう。一緒に何か、会をしましょう”

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そんな目の覚めるような会合のあと、私、計画しました。

お子さん、お母さん、緩和ケアの患者さんが共有できるものは??

(ピカーン★)スープなら出来るゾ!!!

緩和ケアのボランティアさんにお話しすると、早速、翌週に会を開いてくださることになりました。

小児・産婦人科病棟のプレイルームで、開催。
実際は、緩和ケア病棟の患者さんは、数人しかプレイルームにはこれなかったけど、同じスープを同じ時間に、みんなでワイワイ食べた。

病院でも、家族のように、あたたかいものを囲んで笑いあうことができることがわかった。

いのちの循環、は言葉の表現はとても難しい。

でも、本当にいろんな状況の方が、同じもので満たされることを感じることで、つながりは感じてもらえるのでは??
一人じゃないよ!
あと、生は限りある。そして、死も終わりではない。
今を、十分に味わうと、今は∞になる。

みんなに、そんな、種まき、種まき。
私も、実践して、みんなの表情や和み方で、癒し方を教わってきている。
ありがとう。