2018年5月22日火曜日

和太鼓Tawooの祭り タヲリズムを終えて 2018/5/20



出会えて良かったーーと、心底おもう 和太鼓。
年齢も性別も、国籍も職業も、今までの人生の道のりも、、みんな違う。
本気の和太鼓の前に、お互いの 外側の情報は 何の意味があるんだろう。

シンプルで、腹の底に響く 音で、
お互いの 内側 を感じることができる。
一緒の空気を吸えば、
みんなの想い、祈りを感じることができる。

呼吸を一緒にすれば、
今この瞬間、いのちが輝きながら、巡っていることがわかるよ。



去年は、”楽しい、嬉しい”だけの 和太鼓を打っていた。
でも、2回目のタヲリズムは、色んな感情と一緒に 和太鼓の前に立っていた。

喜び
いとしさ

悲しさ
怒り
苦しさ
痛さ

勇気。決意。



遠くに離れた場所にいる友人を想って、ELEVEN は打った。
彼女と一緒に、私はこの大好きな瞬間を重ねて行きたいと思ったから。
平和を祈り、守りたいと思った。
特に彼女と、彼女の家族の平和を祈ってやまない。



私が生きてきた中で、
経験した全ての瞬間が、この日に繋がっていることを 打ちながら 感じていた。

あの日々も
辛かった日々も
涙も

出会ってきた人たちや
言葉
眼差し

目に見える、見えないに関係なく

私の人生に 満ちている あらゆるモノ。

舞台で、まるで 裸になったような気がした。
ワタシ、が、露わになって、
ワタシ が出会った事のない 私自身に出会えたような。 

練習やリハーサルでの空気より、舞台は 生の ウネリみたいなものが満ちていて、 

いつも通りには出来ないな、って覚悟というか諦めというか、、
今の今までの私でさえ、一回サヨナラしなくちゃいけないって思った。

上手く打とうとするのやめた。
どう見せたい、とかもやめよう。

曲の中にいて、初めて出会ったように、今、この場で 内側から出てくる動きや感情に 任せて、表現をしてみようと 。。

だから、私は あの瞬間、ハダカな自分で みんなの前に立っていたのだと思う。




それを目撃してくれた 愛する友人たち。
ありがとう。

色んな場所に旅をするように 仕事をし、話をさせてもらう時、 和太鼓やダンスで 内側まで表現してみるスタンスが ものすごく活きてくる。
仕事のために始めた事では、全くなかったのに、いつの間にか、境目は跡形もなく 消えていて、
生きている瞬間全てかけて体験し学んだことを 色んな場所で 出会った方々と 共有している。

それが、私の喜び。
いのちを表現し、医療だけに留まらず、縁を繋ぎ、気付きをサポートするのは私のミッションに違いないと思う。

今の私は、こう感じる。

明日の私は、違うことを想うかもしれない。
それでいい。

今の私は、こう表現する。
明日は、真逆をするかもしれない。

それでいい。
それが、揺らぎ、変化、進化。
生きている間、全ての瞬間を、変化しながら、受け入れながら、この道をただ歩く。