舞台の上にみんなで立って、
太鼓をドンと打ち鳴らした日。
開幕の曲、ELEVENを打った時、みんなの音の一つ一つの響きは、
会場もこえ、
浅草の街もこえ、
ひろーいひろーい海もこえて、
空と大地の間で、想像できない位の大きな何かが ”開いた!!”って、わかった。
緊張して打ち始めたのに、その開いた中にいる感覚になった時に、”何も怖くない、任せよう”って肚がきまった。
繰り返している曲だけど、確実に、そのフレーズは変化し続けた。
一つ一つ、一瞬一瞬、息を合わせ、意気を合わせ、想いを合わせた、その度に、
音は色を変え続ける。虹色の音。そんな中に私達は生きているのか、という感動が、身体中を駆け巡った。
一音の中に、どれほどの想いがこもっていたろうか。
太鼓が上手だ、とかリズムがいいね、とかいうレベルじゃないく、そこに宿っている想いっていうのは、音自体を変化させていくんだな。
和太鼓は、その人、の命を、鳴らしてくれているんだ。
響いているのは、自分たちの 命
思えば、2011年を境に、激変した私の人生。
この6年で、本当に私は変化してきた。それが、当たり前のように、日常にあるのだ。
”それが、開いたから” ・・・
2011年からの流れは、新しい段階へ。
”それが、開いたから” ・・・
今は、新しい風が吹き始めている。
自然の流れに、身を任せ、その感覚に身を任せ、自分たちの運命に、力を抜いて身を任せている。
ただ、私たちが持っているのは、熱い命の鼓動。
今、この瞬間を生きている、身体。
今、この瞬間を共に過ごしている仲間たちとの絆。
いつもは目に見えないものが、”それが開いた” 今は、身体の感覚で、ここに在るってわかる。
出会わせてくれてありがとう!!
出会ってくれてありがとう!!
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さ、これからも、太鼓も命も打ち鳴らしていくぞ~~~~おーーーー!!