2020年2月17日月曜日

開催後記☆2月北九州小倉&岡山津山 マインドフルバーシング体験会

楽しみにしていた 北九州小倉&岡山津山 の出張講座を開催してきました。

その1
2月15日(土) 東京から朝博多に飛びまして、向かった北九州小倉
昨年10月の3日間ワークショップに参加してくださった、助産師の小倉ひさこさんが主催!保健師さん、助産師さん、心理士さんと9名の方で輪になって、和気あいあいと体験。シェアも活発で、私も含め、新しい気づきでいっぱいの空間になりました。

その2
2月16日(日)小倉から新幹線で岡山。そして、レトロ電車で津山に北上。
大自然の中にある かたつむり助産院 渋谷なつみさんの主催で開催しました。
こちらは、妊婦さんが4名&助産師さん4名の8名の方に向けてお話をしました。感想をいただきながら、想いの伝播で、涙涙。最後は爽やかな笑顔へと。

《感想》2/15の体験会でいただいた言葉です。
*体験会をして、感じることが好きだけど、最近できてなかったなーと思いました。あとは、側にいてくれる人が触れている感じの心地よさと、みんながしているのをみて触れることに没頭するということ、そういうことが今自分がお産やママと接する時に必要な感じがしました。

*今まさに苦しんでいる産婦さんとのかかわり方を考えさせてもらいました。とても心地よく、安心した空間の中で、はじめて、心が解放されていくことを実体験できました。30年前の自身のお産の際に、義母からぎゅっとにぎってもらった手、助産師さんの心強い声かけを思い出しました。ありがとうございました。

*今日は、マインドフルバーシングの体験会を臨床に生かせるかもばかり思っていましたが、びっくりする位に感情が動いて泣いてしまいました。私は感情に共感することは比較的出来る方だと思いますが、自分自身の感情に向き合うことが苦手です。もし、私のように思いを吐き出せない方、それにすら気づいていない方に私もぜひ伝えたい!!自分のくせと言われましたが、自分自身と向き合い、気づいてあげるコト、大切に大切にしていこうと思います。今日は本当にありがとうございました。熊本から来て良かったです。

*いつもヨガで心と体はつながっていると思い、話しています。それが、実体験として感じました。氷は体は冷たいと思っても、心があったかいとつらくない。その人がどう感じているかを深くきいてみることを実践してみようと思いました。

*本日は、ありがとうございました。気持ちの持ち方で、自分の感じ方の変化などが、体験できて良かったです。今後、仕事や子育て等でも、声かけの仕方で良い方向に変化していく可能性もあるということがわかったので、やってみたいと思います。

*人とのかかわりの中で自分の意識で大きく変わるという体験でした。後半の氷の件は、出産中の産婦さんへのスキンシップ、声かけなどの大切さ(助産師としての)改めて感じました。ありがとうございました。

*ありがとうございました。私は、助産師として、お産に日々つかせて頂いていますが、自分のお産のときは、痛みや赤ちゃんを感じることは出来ませんでした。今日、お産の体験のような気分でしたが、人の手がこんなにあたたかいことを実感できました。考え方や気持ちでとらえ方が全く違うことを産婦さんや妊婦さんにも伝えていけたらと思います。大変勉強になりました。

*いつも全力疾走でいろんな感覚、気持ちに気付かずにいるように思います。マインドフルネスの体験を通じて、その場に止まり、気付く、そしてまた走る(ことができる)ことができます。本当にステキな体験をありがとうございました。また、先生のお話、聞かせてください。

*とても楽しかったです。提案していく大切さ、心のもち方、改めて、産婦さんとの向き合い方を考え直す事が出来ました。自分の病院ではハイリスク妊産婦さんが多い為、Dr主体で動く事がほとんどで、ジレンマを感じています。今回学んだ事が生かせるよう、Drへ提案しながら安全、安心したお産に臨めるようなケアをしていきたいです。ありがとうございました。


*****
私自身、ある出来事を単独で取り出して振り返ったら、悲しくて辛くて大変な状況もいくつもありますが、でも、それが在ったから、それまで気がつかなかった ”有り難い”こと、愛しいこと、自分自身の情熱や大事にしていきたいことに気がつけた。それぞれの人生の道のりには、自分自身に向けてのギフトにあふれています。でも、それは気づきの目がなければ、そうは思えないのですよね。

何しろ、この道のりは、単純ではありません。どの方の人生も、山あり谷ありです。
つらいことがありそうだから(orこの前あったから、)、、と感覚を閉じて、避けて、下をむき、走り抜けてしまったら、道ばたの美しい草花や、風の心地よさ、森の香り、そして、誰かのぬくもりにも、向けられた愛にも気がつけないかもしれない。(スペインの星の巡礼路の道のりを思い出す私がいます。)
なので、私は、自分のペースで歩き続けます。心を開きながら。泣きながら歩く日もありますが、きっとその出来事も心の糧に出来る日がやってきます。
暗がりに入っても、自分の中には、大丈夫だよ、という、人生全体への根拠のない信頼があって、その信頼がロウソクの火のように、私に立ち上がり進む力をくれています。

体験会の構成は、どの場所で開催しても一緒です。でも、来てくれた方が変われば、出てくる話が変わってくる。今回の2日間も、来てくれた皆さんの人生に向けて、言葉は心の泉から沸いてきました。
きっと、みなさんが心を開けて、その想いや悩みや喜びを教えてくださったから、私の心のスイッチを押して、いろんな言葉が沸いてきたんだと思います。

1人ではない。みんなに最適な出会いやキッカケが用意されています。大丈夫なんだな、と更に感じました。

ありがとうございました。
私も更に気づく力を養い、育て、目の前の方に還元できるように心を尽くします。
いのちの”よろこび”へのかけはし、になれますように。

丹家



北九州小倉開催後に


いつも大活躍のレーズンさん


津山市 亀甲駅のかわいい像