2018年6月13日水曜日

スペイン旅行記11. あと100km!

Camino De Santiago day9 . 6/11

Samos→Ferreiros 25.2km 

8:10-16:00  小休止2回&ランチ1h, walk 7hrs

Stay: albergue casa cruiceiro de ferreiros 10€


いま、アルベルゲのベッドで横になってますが、

足の筋肉が軋む。

骨が軋む感じしています。

歩き終わり、初めから付けてる 両膝のサポーターをとったら、生まれたての子鹿気分を味わいました。 日本のサポーターの威力がすごい!誇るべき技術が今ここに。






目が覚めたら7:30 

8人部屋のうち すでに6人は出発してた!

うわ、みんな早いな。

寝始めたのが20時位だったはずだから、12時間近く熟睡していた。。

いいの、私は、私のペースー

競う必要ないんだもん


昨日夕方から夜中まで、激しく雨が降っていた村。

朝は曇り空。しっとりした深い森の中。

巡礼路だから村が出来たんだろうな、ここ。


アルベルゲの横にあったBarに、

ある夜、Let it beや色んな歌を歌った彼女がいて、しばし再会を喜ぶ。

カナダ出身のRebecca。彼女がギターを弾き始めなかったら、あの歌の輪は出来なかった。

道の中で、Let it beをたまに歌うよーありがとう!って伝えて、Buen camino! でさようなら。

もう会えないかも知れない。でも、忘れないからね。


それからは、ひたすら歩いた。


今日は朝、昨日食べきれなかったホームメイドのケーキとドライフルーツ食べたから、ちゃんとエネルギーあるし。


11時に フレッシュ生搾りオレンジジュースを一杯!最近、毎日欠かせないビタミン源。


12時に Sarriaに到着。


ここは、巡礼路では残り113kmの大きな街。歩行なら100kmあれば、Santiago で巡礼証明書が出るので、スタートに人気の街。


ぐっとアルベルゲも増えるし、初めて会う、まだ日に焼けていない巡礼者もチラホラ。


Day9ともなると、大体、同じように歩いている巡礼者とは顔見知りになる。


Bocadillo のチーズナンチャラを頼んだら、単にパンとチーズだらけが出てきた。さすがに半分は持ち帰りにしてもらったんだけど、会計の時に、オーダーが間違っていたのがわかった。ごめんね!ってさ。

ただ、これくらい、チーズ並んでもらえるの すごい好きな光景でした。これで、満足です。


明日の朝食に決定だな。






一週目は、ほんと 辛いことが多い Caminoだったのに、二週目に入ると、景色が変わってくる感じ。

修行やだーって言ってましたが、

これ、全然、修行じゃない気がする。


毎日毎日、違う場所を歩くけど、

それより、みんなで歩いてる一体感?心強さってのかなぁ。


ここには戦いも競争もない。もちろん。

この平和さって、ココロの捉えよう、そのもの。


自分のカラダへの、信頼感も強くなってきた。

こんなに力強く歩けるカラダとは知らなかった。

短期間での環境への順応力の高さ!

侮っていてすみません。

カラダは使いようで、いかようにも変わってくれるのね、、

大事にしなくちゃ。


出会いや会話に、

名前や、立場、仕事とかが必要ない時間ってのも貴重だな。

生の人間同士の付き合いって、それが一瞬であっても、キラキラ 自分の中に 光みたいに入ってくる心地よいものなんだ。


これから、

まだまだ歩くし

まだまだ踊るし、太鼓打ちたい


荷物は重くても、こんな一個だけで二週間を旅できちゃう。ほんとは、驚くほど身軽に、生きていけるんだよね。必要なんだ、って思い込んでるものの多いことよ、、


あと100kmのカミーノ


さて、明日はどんな日かな。

よく寝て、備えるぞー