2018年6月11日月曜日

スペイン旅行記10 緑と光の村

Camino De Santiago day8. 6/10

Linares →Samos 26.4km

7:00-15:00 lunch1hr walked7hrs

Stay: Albergue Val de Samos 10€



快適な高地ステイ。

夕食は、前日も同じ宿だったペリグリーナが、作りすぎたパスタを分けてくれてモリモリ食べた。






アルベルゲは、体格の良い欧米人が近くにいるときは、イビキを覚悟するけれど、今回は細身の韓国人おばさま達が盲点だった。眠りが浅くなる明け方が気になるんだけど、今日は、足の疲れも酷くなかったので、良しとする。


しかも、朝はNo Rain! No cold! 

高地ゆえ、霧がかかっていたけれど、湿った空気の中で、少しずつ光に照らされて、輪郭がはっきりしてくる緑たちは、格別に美しかった。



しかも、足がsuperstar になりつつあります!早いし、痛みが激減。重心低く、体幹ブレない歩き方へ変化中。

そして、荷物の持ち方が上手くなりました!

ただ、この8daysで お腹から腰回りの脂肪がなくなって、骨盤で支えていた荷物が 直に骨に当たるようになったので、腹巻きや服を重ねて対策。足も、まるでアスリートのように引き締まってきた。履いて来たブラックジーンズがぶかぶかだ。

背中の荷物がなければ、いくらでも踊れるし、太鼓も打てそうです。忍耐力と体力がついた。うんなかなか、こんな短期間で変わる事はないなぁ。


今日も、牛さん達に会いました。






昼ご飯は、menu del diaという定食。

選べる二種の料理(スープと鶏肉)とパン、スイーツ、に ワインか水がついて10€


朝は巨大な生搾りオレンジジュースだけだったので、腹ペコの昼。それでも、充分すぎる量。

(そういえば、オレンジジュース飲んでたらでかいワンちゃんが私の足に寄り添ってくれたなぁ。)









しかも、ワインか水!?

同列、笑


ワイン、頼んだら、ボトルが出てきた。

スイーツに セブレイロ産チーズ

にハニーの組み合わせにしたら、進む進む。


注)ちなみに、このチーズが、Camino で食べた中で、一番美味しいチーズだった!








基本、いま、血行がいいから、一杯で充分に酔うのだけど、せっかくボトルだし、二杯目。


さすがに、あと10km歩くと決めていたから、二杯目でストップ。多目の二杯目だったけど。



昼を食べたトリアカステーラから、今日行きたいSamosまでの道のり。


軽く酔った歩行でリラックス。


この道のりが、今まで数日で一番好きな風景でした。


まるで、魔女が出てきそうな。

緑のトンネルをぬけながら、川の流れる音や鳥達。光の差し込み方が、もう、めっちゃ、綺麗でさぁ。


こんな日に、この場所で、なんていい日なんだーって 泣きそうに感動した。ワインのせいかも知れないけど、とにかく、穏やかで静かで、幸せと豊かさを満たしたような場所だった。










Samosも、おとぎの国みたいな雰囲気。


誰もいない この場所に一人でいたら、別に妖精や魔女と会っても、


うん、こんな場所だし、ありかね。


と、ふつうに受け止めると思う。


逆に、会わなかったから、なんで出てこないの!?って、今、思ってる。