2020年2月29日土曜日

助産雑誌3月号にマインドフルバーシング 巻頭特集!!

有り難いことに、助産雑誌の3月号に マインドフルバーシング の巻頭特集をくんでいただけました!!
http://www.igaku-shoin.co.jp/journalPortal.do?journalPortalId=665



なんと、26ページにわたる大特集です。



どんな内容が誌面にのっているかといいますと・・・
☆マインドフルバーシングについてのこと。
☆大事にしている8つの基本的な態度について。

☆この記事を特集していただくきっかけになった 2019年10月開催のワークショップの報告。
→ワークショップで特別講演をしてくださった、早稲田大学大学院文学学術院 心理学教室の教授であり、マインドフルネス学会理事長の 越川房子先生からのメッセージ(私自身が大学院生として、2016、2019年度と越川先生からMBCT:マインドフルネス認知療法を教えて頂きました。恩師です。)。
→参加してくださったご夫婦からのお便り紹介
◇このワークショップのまとめは、こちらのページにまとめています。
 https://mindfulbirthingjp.wixsite.com/retreat/blank-3

☆ロンドン オックスフォード大学病院におけるMBCPプログラムの導入について シャーンさんインタビュー



横浜umiのいえ(http://uminoie.org/)をはじめ、各地で体験会をさせて頂いてきた報告も書いています。



☆私たちの今後の取り組みについても、インタビュー形式で掲載していただきました。
 マインドフルバーシングジャパンのホームページはこちらです。
 https://mindfulbirthingjp.wixsite.com/mindfulbirthingjapan
そして、このホームページにも載せていますが、今後マインドフルバーシングに関わる情報を知りたい方は、こちらのフォームから登録をぜひ。最新のクラス、ワークショップの開催情報などをお知らせする予定です。https://forms.gle/dj7irh1XujCGvnLV8


↑ 戸部浩美さんが、本当に素晴らしい活動をされてるのです。出会いは、マインドフルバーシングを通じて得た、大きな大きなギフトです。

☆戸部さんは、これまで継続してきた親のレジリエンスを高める研究やその結果を地域でお伝えする活動と統合して、”家族のしなやかな心を守り育てる” ファミリーレジリエンスプロジェクトhttp://familyresilienceproject/)を始める予定です。ぜひフォローお願いします!!今年の8月には、マインドフルペアレンティング(子育てのためのマインドフルネス)プログラムのワークショップを開催します。

このプロジェクトの中でマインドフルバーシングは妊娠・子育てに向けての産前教育の位置にあります。今後も連携して活動をしていきます。

地道な活動が、このように形になり、紹介させていただく機会をいただけて、とてもとても嬉しいです。この誌面の実現は、戸部さんの熱意やアイデア(通常の研究や仕事で超多忙な中で、素晴らしくまとめてくださいました!!!)、医学書院の担当竹内さんのご尽力があってこそです。ありがとうございます。

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マインドフルバーシングホームページから紹介文を抜粋しました。
↓↓↓

Bridge of  Life  命の架け橋”が活動のキーワード
みなさま、こんにちは!​産婦人科医の丹家です。
妊娠中は、どなたにとっても今まで経験したことのない事が日々やってきます。変化の日々です。その一つ一つの出来事を、どんな状態の心で受け止めるのか、どう家族の糧にしていくのか、、その中で赤ちゃんの成長の喜びを味わっていくにはどうしたらいいのか、その為に産前に出来る指導はないだろうか、と考えて続けてきました。探求する中で、マインドフルネスに出会い、更にマインドフルバーシングに出会いました。不安や痛みを感じる家族への必要性を強く感じて開発された両親学級のような連続講座であること、かつ実践プログラムであり研究もされており、全世界的で取り組みがされていることで、強く同調し、私自身の学びと実践が始まりました。
マインドフルネスの実践では、赤ちゃんに還るスイッチのように感じる時があります。赤ちゃんが初めて体験する世界。先入観なく、不安もなく、なんでもオモチャのようでもあり、好奇心でいっぱいになる世界です。不安があってもいいのです。それでも、自分の心にYESを言い、広い視野から、自分に新しい行動の選択肢を提案していきます。マインドフルネスでの提案は、とてもしなやかなで、優しさに満ちていて、大好きです。このMBCPプログラムを通し、妊娠・出産、そして子育ての中で経験する出来事や感情と丁寧に向き合うことで、自分の心の癖を理解していきます。例えば、私たちは自分の心に対し、いつも批判して比較して厳しいかもしれませんが、もっと優しい提案や対応が出来ることにも気がついていきます。
私自身、マインドフルバーシングの学びを始めてからの数年で大きな人生の転機も訪れました。痛みや困難の最中でも、自分の人生に起こっていることを正確に理解して、その人生の波に好奇心を持って乗ってみること、は瞑想を通じて出来るようになった大きな強みです。自分の心が健やかであり、周囲の方々のサポートに気が付いて心から感謝することで、人生の変化・ピンチが大きな転機・チャンスになるのだ、と実感しています。​人生は、大きな変化の連続です。この学びを通じ、マインドフルネス”気付き”が、その期間を超えて、人生のお供になりますように。それぞれ人生がよき旅路となりますことを心から願います。その一助になれれば嬉しいです。
これから、日本でも、より多くの場所で、心のこと、その学びの重要性、等を実践・研究を通して広く理解されますよう尽力していきたいと思っています。よろしくお願いいたします!

https://mindfulbirthingjp.wixsite.com/mindfulbirthingjapan/teachers   より引用

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お産をきっかけに産婦人科医になり、いくつものターニングポイントを経て、今日、ここにたどり着いたことに感動しています。
出会い、別れ、気づき、悩み、苦しみ、そして、よろこび、、私自身の生活の中で出会ってきた全てがこの道を作ってくれています。道のりで出会う たくさんの何かをより集め、編み込んで、なにかを作っているような感覚です。
感謝。
これからも微力ながら、必要とする方々に届けていけますよう、研究・活動進めていきたいと思います。

実際私も教えてきて、すぐに身につくようなものではないので、
いつか、マインドフルバーシングのプログラムをふくむ、ココロの出産準備の産前クラスに、どんな方も気軽に届くような体制、プログラム構成、教育システム構築(なにしろ、1・2日で身につくようなものではないので、大学や教育機関ベースの教育プログラムが必要と思っています)など、じっくり、やってみたいと思います。