Questions
”自分の地域に、自然分娩が出来る場所がない!”
”今度は、ぜったい、経腟分娩したい!”
”分娩台で産むのは、いやだ~~。何も医療介入も受けたくない!”
・・・のですが、どうしたらいいですか??
ズバリ
大事なことをお忘れでは?
場所も方法よりも大事なのは、そのお産に向かうココロ。
赤ちゃんを無事にこの世に生むということ。
今の世は、経腟分娩も帝王切開も、ギリギリまで頑張っての医療介入も、どれも、赤ちゃんの生まれ方の選択。お母さんや医療者がコントロールできるもんではありません。
コントロールを手放し、自分の想う”自然分娩”の定義も一回すっかり忘れ
赤ちゃんのため、と腹をくくってはどうでしょう。
赤ちゃんの通ってくる道になってみませんか?
**********
詳しくお伝えしましょう。
”自分の地域に、自然分娩が出来る場所がない!”
例えば有名な吉村医院のようにお産の場所に、畳で薄暗い場所を期待している方もいるでしょう。。
例えば、その場所が、自分の家族の住む場所ととても離れていて、それでも、その場所に単身で向かう、、おおーーーい待て待てぃ。
赤ちゃんは、あなたの家族の元に生まれて来たいからやってきた命。
野性動物が、心休まる群れを離れて、ひとりで生みにいきます??
それこそ、不自然なのではないか、、と思っています。
まずは、家族の場、ココロの寄り添いを第一に、その赤ちゃんが生まれてくることで、家族の関係も変化する。繊細に、今いる場所を見返してみませんか。
3-4日、畳のお部屋で待ち続け、最後 分娩台の上でのお産になり、
”赤ちゃんが無事ならそれでいい!”とお父さんが叫んだ瞬間に、生まれてきた命がありました。ココロが繋がった瞬間の出来事でした。あの感動を忘れられません。
そして、家族と話し合って、本当に何が大事なのか、その上で、どこで赤ちゃんをお迎えするか、決めてくださいね。
まずは、深呼吸して、身体の感覚にもどって。
その場を想像して、感じてみて、身体の緊張もほぐれて、ほーーーっとする場所に決めてください^^
そのほっとする感覚の一部に、赤ちゃんからのメッセ―ジが入っているはずです。
もちろん吉村医院のような場所が近くにあれば、素晴らしいのですが、、
きっと、場所は、内なる感覚に繋がりやすいか、繋がりにくいか、の程度の差なのではないかと感じています。どの場所でも繋がることはできるはず。ただし、繋がりにいく自分自身の意欲や気付きが、どういう質なのか、がまずは重要では、と思うのです。
”今度は、ぜったい、経腟分娩したい!”
”分娩台で産むのは、いやだ~~。何も医療介入も受けたくない!”
お産は、どのお産も、その赤ちゃんとお母さんの”自然なお産”であると思っています。
もちろん、サポートする医療者側がそのスタンスを持っていることも重要ですが。
どれだけ、上手くお産が進んでいる、と思っても、いきなり赤ちゃんの危険信号が出る時もある。合併症があり、緊張して見守っていたら、何事もないことも、、
教科書に載っているような、THEお産、なんて、どこにもありません!
同じように、自然分娩はこの方法だ、ってものも、どこにもありません。
百人いたら百人の、1万人いたら1万人の。
方法よりも、なによりも、
その赤ちゃんを迎える家族のココロの寄り添いが、とてつもなく重要です。
自然妊娠でも、不妊治療でも、ある命がこの家族の元にきたい!ここの家族になりたい!という意志がなければ、妊娠は成立しないと思うのです。
だから、この日本の、この時代にある技術を知って、それを使って、選択して生まれてくる命がある、と思っています。
だから、私たちは、命を選ぶのではなく、赤ちゃんという命に選ばれ受け入れる側です。
お産って、女性の経験の中で、特別だけれど、日常的な営みでもあります。
一人の命をかけて、一人を世に迎える事。
生は一番、死に近いと感じる時があります。
肩書も、経験もなく、ただ息をして、今この瞬間瞬間を生ききる命が、どれだけ 価値のあることができるか、、計り知れません。
その体験を通して、精一杯その期間に学び、悩み、感じたことを通して得られる、経験は目には見えなくても、
女性の人生に、莫大なギフトになることは間違いないのだと、思っています。
一世一代、命をかけるその機会、せっかくなら、大きな糧にしちゃってください!!
いつも診察室で、子宮の中で自由にダンスする1cmにも満たない赤ちゃんを見つけ、
小さくても、パワフルな変化や経験をくれる生命の未知なる可能性を感じて、
感動し続けています。
*******追記********
《プロのいない中での自宅分娩についてズバリ》
同時に、自宅で自分たちだけで産みたいのだけど、どう思いますか?、という質問も受けます。
私は、全くお勧めできません。むしろ、反対です。
プロフェッショナルがいるからこそ、お産の繊細な変化をかんじたり、お母さんが命がけでお産にのぞむ為の安全な環境が得られると思っています。
昔もサンバさんがお産を見守ってきました。中途半端な覚悟では、自力出産はできない、ということを肝に銘じてほしい、と思います。
お産って、女性の経験の中で、特別だけれど、日常的な営みでもあります。
一人の命をかけて、一人を世に迎える事。
生は一番、死に近いと感じる時があります。
肩書も、経験もなく、ただ息をして、今この瞬間瞬間を生ききる命が、どれだけ 価値のあることができるか、、計り知れません。
その体験を通して、精一杯その期間に学び、悩み、感じたことを通して得られる、経験は目には見えなくても、
女性の人生に、莫大なギフトになることは間違いないのだと、思っています。
一世一代、命をかけるその機会、せっかくなら、大きな糧にしちゃってください!!
いつも診察室で、子宮の中で自由にダンスする1cmにも満たない赤ちゃんを見つけ、
小さくても、パワフルな変化や経験をくれる生命の未知なる可能性を感じて、
感動し続けています。
*******追記********
《プロのいない中での自宅分娩についてズバリ》
同時に、自宅で自分たちだけで産みたいのだけど、どう思いますか?、という質問も受けます。
私は、全くお勧めできません。むしろ、反対です。
プロフェッショナルがいるからこそ、お産の繊細な変化をかんじたり、お母さんが命がけでお産にのぞむ為の安全な環境が得られると思っています。
昔もサンバさんがお産を見守ってきました。中途半端な覚悟では、自力出産はできない、ということを肝に銘じてほしい、と思います。