2015年4月11日土曜日

家族の中で生まれる選択


いやはや。
四月から宮古島でーす、って言ったのに、結局はまだ3日しかいない宮古島(笑)
先ほど帰宅しました!

3日から、沖縄本島、福岡、佐賀、長崎と旅(+仕事)をしていました。

はじめ、沖縄中部にある、とある産院で二泊三日のお留守番産科医を務めました。

『そんなに、お産はないから、ゆっくりしてね』との前情報でしたが、ついた時にはすでに、分娩待機がお一人。。

結局は、二晩続けて、真夜中のお産が相次ぎ、三人生まれてきました。
無事お迎えできて光栄でした。

この産院では、吉村医院のように、畳、お布団がひかれた薄暗い一室で、家族が見守る中でのお産を助ける場所です。

三月まで、大病院の周産母子センターで働いていた私。

まるで別空間。
まず、それに本気、驚いた。

部屋に入った時の、静かな感じ。
神社の鳥居をくぐった時のような、神聖な。
病院の分娩室は、『戦いの場所、家族は誰も安心できない、awayな』ものが多かったのだけど、、だから、私も、思い切りダッシュしたくらいドキドキ緊張するし、疲労する。

この産院の分娩室は、その家族の家の一室がそのまま移動してきたかのような、安心でき、家族の誰もが寝転がるくらいのhome groundに感じた。
空気より、繊細な、細かな愛が密に詰まった場所。
その瞬間に、一緒にいることで、私も喜びを共有し、じっくり味わうことが出来た。

筋緊張も違うの!
この産院のお母さんたち、体がとても柔らかくて!
動物的に無意識に、homeなんだってことを感じとり、心も体もマシュマロのように柔らかく。

どんな10ヶ月を過ごしたのか知らないけれど、分娩室でのご家族の様子と、、なにより生まれてきた赤ちゃんの表情や雰囲気で、『あ、そうかそうか、ふむふむ』と一人納得していた。


家族が、主導するお産。

お産、命がけですからね。
どれだけ、順調に進んでいるように見えても、いきなり命の危機にあうことは、あるんです。

生と死はめぐるものだから、どの瞬間においても、そのコインはひっくり返る可能性があるわけで。
だからこそ、どの瞬間も、見逃してほしくないなぁ。
生まれる奇跡は、家族が一番に味わっていくもの。家族への、とっておきのプレゼント。

だから、家族は主役を堂々とはりましょうよ。
お産の主役が家族であるなら、やっぱり医療や施設は、使うもの。

医療者側も、手を出したくなる気をぐっとしまい、家族のお産を助けるんだ、という助役姿勢で、家族の新しい一歩と変容を見守ることに徹する。
お助けします、どんな時も。

ただ、こんな自然分娩できる施設は、なかなかないんです。
正直、今の世の中では、とてもminor 。

だからこそ、場所や、産み方(アクティブバースや、分娩台や、帝王切開も、、)は家族の満足には関係なし!

〝私たちが産もう!命をかけて命を産もう!

と決める。
気持ちが一つになるタイミングを赤ちゃんは待っている。

帝王切開も素晴らしいお産だ。
命をかけた命の産み方に間違いない。
自分の力で、その時まで、しっかり育てきった時、なんて力や勇気が自分の中にあるんだ!と驚くだろう。

赤ちゃんは家族の喜びの中で、目がさめる。それが、一番なんだ。

命のプレゼントを、しっかり、受け取ってくださいませ!!













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