2015年1月27日火曜日

9ヶ月目のカーサームーチー!

なんと、なんと、、
前勤務先で、お産に関わらせていただいたお母さんが、明後日で生後9ヶ月のボクをつれて、なんと今の勤務先まで会いにきてくれました!!

カーサームーチーを携えて♡

えっと、解説しよう。
 "旧暦の12月8日には、ムーチー(月桃の葉に包んで蒸した餅)を作り、子供は年の数だけ部屋に吊します。ムーチーを食べることによって厄を祓うと考えられているようです。
 この時期は1年中で最も寒さが厳しいといわれる時期で、この頃の寒さのことを「ムーチービーサ」ともいいます。
 また、その年子供の生まれた家庭では、生まれた子供の健康を願って「チカラムーチー(力餅)」という、アダンの葉に包んだ普通の餅より大きくて黒糖やイモを入れない白い餅を作り、生まれた子供に口を付けさせます。"
有り難やー!
本当に、会いに来てくれて嬉しかった。
ボクは、じーっと私を見つめ続けて、くれました。覚えてくれていたかな?
退院の時にいただいたお手紙も、大事な宝物。
お一人のお産までの道のりとお産に携わることで、私自身が、勇気付けられていますーー。
ほんと、ありがとう。
関わらせてくれて、ありがとう。




2015年1月17日土曜日

双子の天使からのメール

本当に感謝していることの一つ。

それは、分娩の関わりを持たせていただいたご家族と、病院の外でもご縁を続けていけていること。

毎日が毎日、ずっと笑顔でいられることのない、シビアな現場で。
疲れ切って帰宅すると、ちょうど届く、赤ちゃん達の成長報告と写真。

本当にありがとう、と心から。

先日は、8月に分娩にかかわった双子ちゃんママからの寝返りできたよ報告!!

きゃー、なんてかわいいの♡

ありがたや~ありがたや~




2015年1月16日金曜日

巡る命を体現する、あの、ハーブガーデン。

私の大好きな場所の一つ、ハーブガーデンを紹介しようと思って、書き始めました。

ただのハーブガーデンではありませぬ。

ちょうど、”いのちのスープ”でも紹介した、産科病棟と緩和ケア病棟から見渡せる場所にある、ハーブガーデン。
毎週水曜日、自然を愛する素敵なグリーンボランティアさんが、大変な時間と愛情をかけてお世話をしてくださっていました。

春 ・・・みどり、、は命の始まり、と喜びを

夏 ・・・花々は、人生の喜び、愛を

秋 ・・・木々から落ちた実が、次の開花を待ち遠しくさせる

冬 ・・・雪がつもり、耳が痛くなるほど寒い中で、春をまつ

それまで、花々の美しさに見とれて、香りをただ楽しむばかりだった、けれど、このハーブガーデンに出会い、感じ方がとても変わった。

生死の現場にいる間、人には伝えられない言葉にならない感情をかかえ、鬱々とした中で、ハーブガーデンに通っていた私。

冬のハーブガーデンが、実は、一番、励ましてくれたように思う。
それは、ボランティアさん達も、本当にどの季節のハーブ達も愛していることから、つながっているのかもしれないな。

そして、そんな四季の変化を受け入れるハーブガーデンが、人生のどの瞬間の美しさも表現してくれているように感じた。

                          夏のガーデン


                       端っこにもかわい子ちゃん
                     その名も、クマガイソウ!!!







2015年1月13日火曜日

いのちのスープ つなぐもの。

非常にご無沙汰しています。あゆみです。

年末年始の大わらわ、に体調不良がかさなり、かつ、非常に大きな変化の時期を迎えています。

でも、少しずつ、伝えていくことを、続けようと決めました。




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”いのちのスープ”のお話。

私の以前に働いていた病院は、産科病棟と緩和ケア病棟が、真横にありました。
そこの壁は、ドア1枚。

最初は違和感があった構造。建物の構造上の配置なのかな?って考えていたのですが、ひょんなところで、理由をしり、深く、うなずくことになった出来事がありました。

・・・
それは、夜な夜な、産科医と緩和ケア医、そして、病院の構造をきめた名誉院長を囲む飲み会にて。(以下、ちょっとうろ覚えだけど、)

産 ”(緩和ケアDRに)先生、めちゃくちゃ先週忙しかったんではないです??”

緩 ”そうだよ。2週間で10人以上、お見送りしたんだ。。。”

産 ”なんと!実は、産科でもこの2週間がいつもよりも数倍うまれて、2週間で14人。”

・・・・・(沈黙)・・・・・

産 ”・・・こんな小さな病院で、まるで命の循環みたいなことがおこっているなんて不思議ですね。”

緩 ”あとは、この病院の配置。横に生死をみる病棟があるのは、珍しいことだと思うんだ”

産 ”(名誉院長に)そういえば、先生、なんで、この配置なんでしょう?お決めになったんですよね?”

院長 ”それは、やっぱり、生死は、コインの裏表みたいに、あるからだよ。遠く離れたものではないとおもったから、ドア一枚なんだ。 
   実は、いつか、このドアが取り払われて、両病棟の患者さんが交流できないか、と思ってる”

産 ”!!!!。 先生、それ、やりましょう。一緒に何か、会をしましょう”

***

そんな目の覚めるような会合のあと、私、計画しました。

お子さん、お母さん、緩和ケアの患者さんが共有できるものは??

(ピカーン★)スープなら出来るゾ!!!

緩和ケアのボランティアさんにお話しすると、早速、翌週に会を開いてくださることになりました。

小児・産婦人科病棟のプレイルームで、開催。
実際は、緩和ケア病棟の患者さんは、数人しかプレイルームにはこれなかったけど、同じスープを同じ時間に、みんなでワイワイ食べた。

病院でも、家族のように、あたたかいものを囲んで笑いあうことができることがわかった。

いのちの循環、は言葉の表現はとても難しい。

でも、本当にいろんな状況の方が、同じもので満たされることを感じることで、つながりは感じてもらえるのでは??
一人じゃないよ!
あと、生は限りある。そして、死も終わりではない。
今を、十分に味わうと、今は∞になる。

みんなに、そんな、種まき、種まき。
私も、実践して、みんなの表情や和み方で、癒し方を教わってきている。
ありがとう。